秘書検定試験の概要、面接試験の情報と対策。
「敬語」とは、話し手と聞き手の間にある、人間関係の差や社会的地位の差を埋めるために使用するものです。
(「差」とは、年齢の差や地位の差、先輩後輩の差など。)
敬語には、相手を動作を高めることで敬意を表す「尊敬語」、自分がへりくだって敬意を表す「謙譲語」、丁寧な表現で敬意を表す「丁寧語」があります。
また、接客の際に使用する言葉は「接遇用語」といいます。
これは敬語を使って相手と話すだけでなく、「わざわざお越しいただきましたのにご期待に沿えず申し訳ございませんでした」など、相手への思いやりの気持ちを表現するものです。
このような敬語と接遇用語を正しく使いこなすことが、秘書検定面接試験合格につながります。
機械的に使用しては相手には気持ちは伝わりません。
相手に気持ちが伝わるよう、そして自然に使えるように敬語と接遇用語を練習しましょう。
【尊敬語】・・・相手の動作や状態を高めることで敬意を表す言い方
◆「れる、られる」型
・「話す」→「話される」
・「行く」→「行かれる」
・「来る」→「来られる」
・「休む」→「休まれる」
◆「お(ご)~になる」、「ご~なさる」型 (※「れる、られる」型よりも丁寧な表現)
・「話す」→「お話になる」
・「休む」→「お休みになる」
・「安心する」→「ご安心なさる」
◆交換形式(違う言葉に変わる)
・「言う」→「おっしゃる」
・「来る」→「いらっしゃる」
・「食べる」→「召し上がる」
【謙譲語】・・・自分の動作をへりくだることによって相手へ敬意を表す言い方
◆「お(ご)~する」、「お(ご)~いたす」型・・・自分の動作を謙遜する形
・「書く」→「お書きする」
・「案内する」→「ご案内する」
・「出席する」→「ご出席いたす」
◆「お(ご)~いただく」、「お(ご)~願う」型・・・相手や話題の人の動作を、話してが謙遜して話す形
・「書く」→「お書きいただく」
・「案内する」→「ご案内願う(いただく)」
・「出席する」→「ご出席いただく」
◆「~ていただく」型・・・「~してもらう」を謙遜した形
・「書く」→「書いていただく」
・「案内する」→「案内していただく」
・「出席する」→「出席していただく」
◆交換形式
・「言う」→「申す」「申し上げる」
・「行く」→「伺う」「参る」
・「見る」→「拝見する」
注)
「参る」や「拝見」など、「参」や「拝」という漢字自体がへりくだる意味があります。
したがって「参られる」「拝見される」などの尊敬表現は絶対にありません。
◆丁寧語・・・表現を丁寧に改まって美しくする言葉
・「する」→「します」「いたします」
・「ある」→「あります」「ございます」
・「そうだ」→「そうです」「さようでございます」
※参考までに敬語の一覧表(別の頁)をでご確認ください。